私は25歳の女性で、現在中小企業で事務員として働いています。お絵描きと猫、読書と紅茶、そして文房具が好きなバリバリのインドア派です。
アフターファイブや休日には、インドア趣味と得意な事務仕事の延長で、副業として、時間があるときにタスク作業やライティング業務を行っています。
得意なことはタイピングとビジネス文書作成、電話応対に電卓計算です。その反面、人見知りと失顔症だということもあり接客業務が不得手です。
そんな私がした上手い言い訳は、上司や同僚に対して、飲み会に参加しない理由についてです。
会社の飲み会を断るためにした上手い言い訳
私は飲み会が苦手です。人がたくさんいる場所に行くということ自体が苦手ですし、お酒も弱いうえに酔えず、さらに男の人も苦手です。
ですので、酔っぱらった男の人に絡まれる飲み会にはいつも辟易していました。しかし、社員全員が参加する飲み会は仕方なく参加しています。
しかし、部署内など少人数の飲み会は、言い訳を使って参加を逃れています。まず、最初に飲み会に誘われた時に、私は誘ってくれた上司に対して「うーん…」と渋ったあと、こっそり「実は私、嘔吐恐怖症なので飲み会怖いんですよね…」と相談しました。
嘔吐恐怖症というのは高所恐怖症などと同じように、嘔吐やそれに関連することに対して恐怖心を感じる恐怖症ですが、それほどポピュラーな恐怖症ではないので、上司も「えっ?嘔吐恐怖症って?」と聞き返してきました。
そこで私は「自分が吐いたり、人が吐いたり、人が気持ち悪そうにしているのが怖くて、お酒が絡む席が怖いんです」と説明しました。
また、「誰が吐くかわからない場所も怖くて、居酒屋とかも本当はダメなんですよね」と伝えました。
ダメ押しで、もしそういう場面に出くわしたら、パニックでぶるぶる震えてしまうとも説明しました。すると、その上司は知らなかったなりに理解してくれました。
ちなみに、嘔吐恐怖症に関する言い訳自体はすべて事実にもとづいていますが、それはサブ的な理由で、飲み会に参加したくないメインの理由は「人がたくさんいる場所に行きたくない」です。
上司に飲み会を断る上手い言い訳した結果
上司がよく考えてくれる人だったこともあり、言い訳の内容をよく理解してくれ、その時の飲み会は無理に来なくていいよと言ってくれました。
なので、その言葉に甘えて飲み会の参加はお断りしました。また、それ以降も飲み会があれば一声かけてはくれますが、参加しないと言っても二つ返事で受け入れてくれるようになりました。
他の参加者の中には「なんで飲み会来ないの?参加しないなんて言わずに来なよ!」と言う人もいました。
しかし、その人たちには改めて自分が嘔吐恐怖症持ちだということを伝えたので、今ではヤジが飛んでくることもなくなり、あまり罪悪感もなくスムーズに飲み会の参加を断ることができています。
元々は自分の嘔吐恐怖症をコンプレックスに感じていたので、ずっと隠してきたのですが、思い切って上司に告白した結果、コンプレックスも緩和されることになったのでよかったです。思わぬ副産物でした。
また、別の機会に参加したごく少人数の飲み会で、目の前で同僚が戻してしまったのを見て実際にパニックになってしまったことがありました。
そのせいもあって、言い訳の信ぴょう性が高まり、多い時には月に1回以上参加していた飲み会にも、今では社員全員が集まる年1回の懇親会くらいにしか参加しなくてよくなりました。
深く突っ込みにくい言い訳にしたのが良かったと思いますが、勇気を出して早い段階に言い訳を使って飲み会参加を断ったのが、今の快適な社会人生活につながったのではないかと思います。
上手い言い訳には少し事実も含めると信憑性が高まる
言い訳はためらいなく最初に使うこと、もしくは「実は…」という風に、これまではどうにかしてきたけど今後は厳しい、という調子でするのが望ましいと思います。
また、言い訳には完全な嘘ではなく、事実を使うのがおすすめです。嘘を使うと自分でも忘れてしまいますし、人によっては態度に出るので信ぴょう性が薄くなってしまいます。
また、やむにやまれぬ事情を使うのもひとつのポイントです。深く突っ込まれず、継続して使える言い訳を考えましょう。
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